南・南枕の効果
太陽が一番高く昇る「南」。
風水では、「火」の気を持つ方位とされています。
「南国」のイメージ通り、熱・アクティブ・動の要素が強い方角で、
以下のような意味を持っています。
[南の意味]
知性・才能・美・芸術・名誉・人気・情熱・直感
◆南枕って、良いの?悪いの?
このような意味を持つ南に頭を向けて寝ると、どうなるのでしょう。
本来、リラックスして静かに体を休めるべき睡眠時間なので、
アクティブな南の方位とは相性が悪く、「南枕は良くない」です。
また、火の気を持つ南は、隠し事が明るみに出たり(トラブルの元)、
資産が燃えてなくなる(金運ダウン)要素もあり、
長く南枕で寝ていると、様々なものを失うことになるとも言われています。
ただ、ダメなことばかりではありません。
南枕にすることで、以下のような効果がありますので、
直感や才能を発揮して活躍する人には、とてもむいています。
[南枕のメリット]
・勘や直感が研ぎ澄まされ、新しい発想やアイデアがわく
・隠れていた才能が発揮され、周りに認められる
・人気運が高まり注目される
・周囲の引き立てを受けて、出世する
・瞬発力が高まり行動的になる
・懸賞や宝くじに当たる(一攫千金)
[南枕がむいている職業]
・アイデアが求められる芸術家
・人から注目される芸能人・アーティスト
・人気稼業の政治家
逆に、こんなマイナス影響もあるので注意しましょう。
[南枕のデメリット]
・寝つきが悪くなる、眠りが浅くなる
・感情の起伏が激しくなる
・イライラしやすくなり、ケンカ・争い事が増える
・ストレスがたまり、体の疲れが取れにくくなる
・隠し事が明るみに出て、トラブルが起きる
頭が冴えわたる→眠れない(睡眠不足)→疲れが取れない→イライラする・・・
こんな悪循環に陥る可能性が高いのが「南枕」です。
巷の風水本を読むと、確かに「南枕は最も避けるべし」と書かれています。
少し怖いですが、手始めに、南枕の効果を試してみたいと思います!