南枕中断 ー 南枕10日目 ー
南枕10日目。
主人のたっての希望で、ベッドの向きは南のまま、
枕だけ逆(北枕)にして寝てみました。
いや~~~よく眠れた!!!体が軽い!
もう思い込みでもなんでもいいです、北枕最高!!!笑
北枕に戻してみて気づいたことがあります。
それは、睡眠中の夫の体の変化です。
南枕の時は、隣で全然寝息がしなくて、
何度か彼の鼻に手をかざして生存確認をしていたのですが(笑)、
北枕にしたら、ぐーぴーぐーぴーと健やかな寝息が!!!!!
そして、南枕の時は、体が終始冷たかったのが、
北枕にしたら、体がホッカイロのように温かくなっていました。
そこで頭をよぎるのが・・・
「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」という言葉。
頭寒足熱とは、昔から長生き・健康の秘訣と言われています。
頭を冷やして足を温かくすることで、全身の血が巡り、リラックスした状態に。
睡眠時も、このような状態が作れると、深く質の良い眠りになるそうです。
確かに、湯たんぽを足もとに入れて寝ると気持ち良いですが、
枕の下に湯たんぽを入れたら(したことないけど)、寝づらそうですよね。
南は「火」の方位で、北は「水」の方位です。
北枕は、この「頭寒足熱」にピッタリの方位です。
頭は冷えて(=何も考えていないリラックス状態)、
頭から足元まで血が巡り(血流)、ぐっすり深い睡眠がとれるのです。
南枕は、「頭寒足熱」とは真逆の状態(頭熱足寒)。
頭が熱く(=色々考えて緊張状態)、体が冷えて血の巡りが停滞し、
睡眠不足になってしまうのです。
また、地球の磁気も、N極(北)からS極(南)に向かって流れているそうで、
北枕は、その自然の摂理にもあっているそうです。
睡眠中の夫の体にも、そういった影響が出ていたのかも。
たかが「枕の向き」ですが、侮ることなかれ・・・